アドレス日本一周 west[111]
投稿日:2013年3月21日
岬と御崎、そして御先
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那覇空港南側の瀬長島から「沖縄の十字路」の明治橋に戻ると、次に国道390号を行ってみる。といっても0・6キロ走ると那覇港に着いてしまう。しかし国道390号は国道332号と違って超短国道ではない。石垣島を起点とする海上国道で、宮古島を通り、那覇の明治橋が終点になっている。
再度、明治橋に戻るといよいよ那覇を出発。アドレスV125Gを走らせ、国道58号を北へ。
浦添、宜野湾、北谷と走り、嘉手納町に入ると、広大な米軍の嘉手納飛行場のすぐわきを通っていく。国道スレスレでジェット戦闘機が爆音を轟かせて着陸する。パイロットの顔がはっきりと見えるほどの近距離だ。
読谷村に入ったところで国道58号を離れ、沖縄一の名岬の残波岬へ。真っ白な砂浜の残波ビーチ前を通り、残波岬に到着。岬突端の岩礁まで歩く。そこには「龍宮神」が祭られている。残波岬は龍宮伝説の地。龍宮神碑には「残波御先」と掘り刻まれている。「崎」に「御」をつけてミサキになるのだが、「先」に「御」をつけたミサキをみつけて感動するカソリ。元々は「御先」が先にあっての「御崎」なのかもしれない。
残波岬の石灰岩の断崖上には高さ31メートルの灯台が建っている。沖縄一のノッポ灯台。空と海の青さと灯台の白さの対比が色鮮やかだ。200円を払って灯台に登り、残波岬から延びる海岸線を一望した。